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ドメインを持つという意味|発信基盤の第一歩と「自分の領域」を定義する行為

Monologue, Onologue

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自分自身のメディアを持つことについて提案した以下の記事。

本稿は、この記事を受けて、自分のメディアを持つ上での基本的な方法、ステップについて、お伝えするシリーズ記事です。
1回目のテーマは、「ドメイン」です。

発信基盤を持つとき、多くの人は最初に「何を書くか」を考えます。
社会問題を書くのか、AIを書くのか、経済を書くのか、地域や文化を書くのか。
テーマの設定はもちろん重要です。

しかし、その前にもう一つ考えるべきものがあります。

それが、ドメインです。

ドメインは一般的には「インターネット上の住所」と説明されます。
しかし、当サイトのONOLOGUE2050の文脈で考えるなら、それだけでは足りません。

英語のdomainには、領域、範囲、活動空間、所有地といった意味があります。
つまり、ドメインを持つということは、自分がどの領域に立ち、どの問題に関心を持ち、どの視点から発信するのかを示す行為でもあります。

SNSでも発信はできます。
しかし、SNSでは投稿がタイムラインの中で流れていきます。
発信の場そのものも、基本的にはプラットフォーム側にあります。
一方、独自ドメインによるサイトは、自分自身で構築し、蓄積し、編集していく場所です。

つまりドメインは、自分の問題意識を設定・設置するための入口です。

⇒ 【意外と知らないIT用語】ドメインって何? お名前.com

ドメインは、「インターネット上の住所」と言いましたが、「独自ドメイン」とは何でしょうか。

独自ドメインとは、個人(または会社)が好きな文字列を使って、独自に登録したドメインのこと
同じものはなく、世界にひとつだけ。
あなたが取得した独自ドメインは、まさに、オンリーワンのドメインというわけです。

対して「共用ドメイン」。
代表的なのは、google.com。
無料なので、多くの人がメアド用でもっていますが、サイトは作れません。

独自ドメインを持つとどんなメリットがあるでしょうか。
代表的なものを挙げました。

・運営するWEBサイト専用の、唯一のドメインなので信頼されやすい。
・好きなドメイン名が利用できる。
・サイトを見る人に覚えてもらいやすい。
・契約を更新し続ければ、長期的に、継続してそのURLを利用できる。
・結果、資産にもなる。

一応、希望するドメインが取得可能かどうか、ドメイン登録サービス事業者でまず確認が必要です。
空いていれば、費用を支払って登録することで、使用可能になります。
ただ、サーバーを同時に契約するとき、契約期間中は、独自ドメインは無料というケースが多いので知っておきましょう。

⇒ ドメインをとって自分をアピールしよう

こうして、独自ドメインを取得するという行為。
それは、単なる技術的な手続きを意味するわけではありません。

実は、自分がどの範囲で考え続けるのかを、少しだけ明確にする行為でもあります。

もちろん、最初から完璧に決める必要はありません。
社会問題を扱うサイトが、経済やAIや人口問題へ広がることもあります。
生き方について書いていたものが、働き方や結婚や家族、あるいは子育てと仕事の両立の話へ進むこともあります。
発信は続ける中で変化していくものです。
また、生活を続けるうちに、働いているうちに発信したいテーマが変化していくものです。

ただし、入口があることで、思考は集まり始めます。

たとえばONOLOGUE2050では、生活社会基盤、経済社会構造、国家社会基盤とその関連での課題など、多様なテーマを扱っています。
一見すると広すぎるようにも見えます。
しかし、それらは「2050年の社会をどう捉えるか」という問題意識でつながっています。

このように、ドメインはサイトの看板であると同時に、自分自身の思考を集める器にもなります。

SNSは、瞬間的な発信にはとても向いています。
時事的な反応、短いコメント、速報性のある情報共有には強い。
多くの人と接点を持ちやすい点も魅力です。

しかし、問題意識を長く積み重ねるには弱さがあります。

あるテーマについて何度も書いても、投稿は流れていきます。
過去の発言との接続も見えにくく、シリーズ化や体系化もしにくい。
数カ月後、数年後に自分の発信を振り返ろうとしても、断片だけが残り、全体の流れが見えにくくなります。

独自ドメインによるサイトでは、この点が大きく変わります。
カテゴリを作り、過去記事と接続し、関連記事を配置し、シリーズとして蓄積することができます。
単発の発言ではなく、問題意識の連なりを作ることができます。

これは、論考型の個人メディアにとってかなり重要です。

独自ドメインを持つとは、単にサイトを開くことではありません。
自分の問題意識を、流さずに残す場所を持つことでもあります。

独自ドメインを持つことに意味があるとしても、実際に取得する段階で難しさを感じる人は少なくありません。
・どこで取得するのか、
・どの文字列にするのか、
・.comにするのか.jpにするのか、
・Whois情報はどうなるのか、
・更新はどう管理するのか。
最初は分からないことが多いものです。

その点で、お名前.com は国内で知名度が高く、取り扱うドメイン種類も多いサービスです。
独自ドメイン、サブドメイン、トップレベルドメイン、Whois情報、ドメイン更新など、
ドメインに関する基礎情報も豊富に、分かりやすく整理されています。

さらに、ドメインとサーバーを同時に申し込む導線や、更新忘れを防ぐ管理機能なども用意されており、個人メディアを始める際の選択肢の一つになります。
私も結構サイト運営歴が長いですが、ドメインサービス、レンタルサーバーサービス共に、最も利用したのが、このお名前.com です。
ドメイン取得と管理から、サーバー管理への移動など、いわゆる、UI=ユーザーインターフェース、使い勝手・使いやすさは、最も良いと評価しています。
と言っても、レンタルサーバーの利用経験があるのは、3社だけですが。

ドメイン取得サービスを選ぶときには、価格だけでなく、管理のしやすさ、更新のしやすさ、サポート、サーバーとの連携も含めて考える必要があります。
その点、お名前.com は推奨できます。

⇒ ドメイン取るならお名前.com

ONOLOGUE2050では、単に、個人としてのメディアではなく、独自の小さな社会圏の入口として考えています。

社会的な議論は、これまで大きな組織やメディアを通じて行われることが多くありました。
しかし現在では、個人が自分の視点で問題を整理し、記録し、発信することができます。
とは言っても、巨大な影響力を持つものになることは簡単ではありません。
共感や問題意識を通じて、人と人がゆるやかにつながる場にはなり得ると考えています。

その意味で、ドメインは単なる住所ではありません。

自分がどの社会と接続するのか。
どのテーマについて語り続けるのか。
どの問題意識を引き受けるのか。
その入口になります。

もちろん、ドメインを取得しただけで社会圏が生まれるわけではありません。
記事を書き、蓄積し、他の記事と接続し、読者との関係を少しずつ作っていく必要があります。

しかし、入口がなければ始まりません。

ONOLOGUE2050というドメインは、単なるサイト名ではありません。
ここでは、前身であるドメイン 2050socitey.com の基本構想を受け継いで、<シン日本社会2050>という理念を設定。
その周辺に
・シン安保2050
・シン社会的共通資本2050
・シン循環型社会2050
・シンMMT2050
・シン・イノベーション2050
という理念群を配置。

そして、それらを集約・体現する理念、制度・システムとして
・シン・ベーシックインカム2050(シンBI2050)
を位置付けています。
そして、独自ドメイン basicincome.jp で設置したWEBサイト「シン・ベーシックインカム2050論」と接続する構造を創っているのです。

詳しくは、こちらの記事で。



実は、ONOLOGUEは、私の名前の一部(Ohno、Ono)と Monologue とを掛け合わせた造語です。
これをドメインとして登録しました。
自分の発言・論考の記録を意味します。

このように、それぞれのサイトにおけるドメインは、それぞれのサイト運営者の「一つの問題意識の領域」を意味し、表現するものと言えます。

特定の一分野に絞るのも良し。
社会や興味関心事を複数の層、多様な視点から捉えるのも良し、です。
こうして、記事が蓄積され、シリーズが生まれ、内部リンクによって相互に接続されていきます。
こうした構造は、SNSだけでは作りにくいものです。

ドメインを持つことで、発信は単発の意見ではなく、長期的な思考の場になります。
もちろん、単発の意見の蓄積にも意味があることです。
それを特徴とすることもできます。
でもいずれ、その個々が何かしらの関係性、リンクを生み出すでしょう。

それは、自分自身の社会との接続を設計すること、
接続の機会を生み出す起点・入口でもあります。

独自ドメインを持つということは、単にURLを取得することではありません。
それは、自分自身の領域を定義することと表現することができます。
自分が何を考え、何を記録し、どの社会と接続するのか。
その起点・入口を持つことでもあります。

SNSの投稿は流れていきます。
しかし独自ドメインによるサイトでは、問題意識を蓄積し、記事同士を接続し、長期的な思考の場を作ることができます。
それは、小さな独自の社会圏の入口にもなり得ます。
そして、小さな社会圏を現実のものとして形成する起点になる可能性も。

その第一歩として、ドメインを持つこと。
とても意味のある一手になりそうです。

マイメディア、ユアメディア。

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