「シン日本社会2050」の中核──シン・ベーシックインカム2050構築プロジェクト始動
「シン2050」基本理念群が導く、日本独自の文化・社会経済システムのイノベーションへ
はじめに
既に、当サイトで、「シン〇〇2050」と名付けた基本理念のシリーズを公開しています。
ただ、もう一つ、用語だけは先行して種々の記事中で用いてきていますが、重要な概念「シン・ベーシックインカム2050(以降シンBI2050)」については、具体的に論述していません。
実は、従来にないベーシックインカムを、日本独自のものとして「ベーシック・ペンション」と名付けて、2020年から2023年に、WEBサイトhttps://basicpension.jp で、400有余の記事を公開しています。
制度・システムとして、かなり踏み込んで法律案として提案してきています。
しかし、多くの乗り超えるべき課題が残っており、実現可能性、持続可能性という面からは、まだまだ検討・考察する必要があります。
サイト運営管理者のライフワークとしていることもあり、2050年迄の21世紀第2四半期中にめどをつけたい。
そういう思いから、今年2026年から本腰を入れて、取り組みを再起動させる。
「シン・ベーシックインカム2050」構築をAIエージェント・プロジェクトで
そのために、新たなWEBサイト、https://basicincome.jp (サイト名:シン・ベーシックインカム2050論)を1月からスタートさせています。
その方法として、これまでの記事をDB化し、乗り超えるべき諸課題への研究・考察・とりまとめなどを、個人用・専門用AIエージェントを開発し、活用できないか。
その構想・プロジェクトを企図し、今月開始しました。
これからの一連の作業の中で、当サイトですでに示した「シン○○2050」の複数の基本理念が、シンBI2050と直接・間接に強く結びつき、それらの目標となり、その実現が帰結にもなることを明確にしておくべき。
その思いからの本稿です。
生成AI、ChatGPT、Gemini、Copilot 併用によるAIエージェント開発
AIエージェントと、いとも簡単に利用できるかのように言っていますが、ITそしてAI分野に関しては、「ど」が付くレベルの「素人」の私。
相当の難関を想定すべきであることは、これまで、生成AIのChatGPT、Gemini、Copilot の利用時に経験してきている数多くミスやトラブルから必然のことと考えています。
懲りずに、このプロジェクトについては、3つの生成AIを並行して利用し、その記録も、サイト「シンBI2050論」で公開していきます。
しかし、想定通り、すでに、3つのAIとも、初期段階からトラブルが発生し、やり取りのボリュームは、膨大に積みあがっていきますが、理解・納得を得られる状況・情報を得ることは、非常に低い確率となっています。
まあ、そうした状況は、ぜひ「シンBI2050」で笑い話としてみて頂ければと思います。
シン日本社会2050の基本理念群とシンBI2050との結びつき概説
この記事は、そうした生成AI活用において、ChatGPTとのやり取りの一部を抜粋し、調整したものです。
テーマは、当サイトで公開済みの「シン〇〇2050」シリーズ記事をそれぞれ要約し、大雑把に示したシンBI2050の概念との結びつきを示してくれるよう要請し、回答されたものがベースです。
本来、シンBI2050がどういうものか示されたうえで、結びつけて考えるべきです。
しかし、まだ完成には程遠く、概念レベルの情報だけでは、生成AIにも困難で、勝手な推測や浅い考察になっているので、手短に私が修正しています。
以下、各シン2050基本理念毎に、簡単に説明しています。
1. 生活安全保障の再定義:シン安保2050
1)要約
これまでの安全保障論は、主に国境を守る軍事的な側面に終始してきました。
しかし、真に国家を安定させるのは、国民一人ひとりが日々の暮らしに脅かされない「生存の確かさ」です。
「シン安保2050」では、安全・安心・安定を揺るぎない土台とし、その上に保護・保全・保障・保証・保持といった多様な「保」の制度・システムを多層的に積み上げ、社会の隅々まで行き渡る守りを整備します。
さらに、予期せぬ事態に対しても柔軟に機能するよう、補完・補償といった「補」の機能を組み込みます。
この重層的な設計により、食料、エネルギー、医療、そして生活基盤そのものを守り抜く「生活安全保障」を最優先事項に掲げます。
外部の脅威に備える防衛力と、国内の生活不安を解消する内的な安定を両立させることで、あらゆる変化に揺るがない、強靭な国家と社会のあり方を追求します。
2)シンBI2050との繋がり
経済的不安を解消する制度としてのシンBI2050は、この多層的な「安保」構造を支える最も基礎的な柱(保障)となり、国民の心理的レジリエンス(対応力・回復力)を高める「平和のための社会インフラ」として機能します。
⇒ 2050年日本社会構想の基軸設計理念「シン安保2050」の意味と究極の使命 – ONOLOGUE2050
2. 所有から共用への転換:シン社会的共通資本2050
1)要約
経済学者の宇沢弘文氏が提唱した「社会的共通資本」の概念を継承しつつ、本構想ではさらに踏み込んで、社会全体で共に用い、共に維持する「共用」の視点を重視します。
基本的なインフ・資源、教育、医療、自然環境、そして社会の血液である「通貨」は、特定の誰かの所有物や利潤追求の道具であってはなりません。
これらを「社会的共通資本」および「社会的共用資本」として再定義し、制度的にその豊かさを守り抜くことで、誰もが必要な時に必要な公的サービスを享受できる、格差のない社会の土台を築きます。
2)シンBI2050との繋がり
全国民に無条件で給付する専用デジタル通貨及びその制度・システムそのものを、誰もがアクセス可能な「共用されるべき公的資本」として位置づけます。
⇒ 2050年、日本社会の新たな羅針盤:『シン社会的共通資本2050』が拓く共生の近未来 – ONOLOGUE2050
3. 貨幣観・財政観のパラダイムシフト:シンMMT2050
1)要約
「財政赤字は悪である」という固定観念を脱却し、現代貨幣理論(MMT)の視点を日本の近未来に最適化させます。
貨幣の本質は、政府が税を徴収するための手段ではなく、社会の供給力(物やサービスを生み出す力)を円滑に循環させるための「記録」であると捉えます。
インフレを適切に制御できる範囲内において、通貨発行権を国民の生存と社会の発展のために直接活用することで、既存の税制だけでは成し得なかった大胆な社会投資を可能にします。
2)シンBI2050との繋がり
財源を増税に頼らず、日銀の通貨発行権と供給力のバランスによって制度化し、管理運営するシンBI2050を維持する理論的根拠として、シンMMTを具現化します。
⇒ シンMMT2050:日本社会構想を支える新たな財政・貨幣システムの羅針盤 – ONOLOGUE2050
4. 価値が巡り続ける仕組み:シン循環型社会2050
1)要約
資源のリサイクルといった環境面での循環に留まらず、富、情報、そして個人の可能性が社会全体を澱みなく巡り続ける「価値の循環」を目指します。
一部に富が蓄積され、停滞することは、社会の活力を削ぐ原因となります。
デジタル技術を駆使して「使われない資産」を動かし、人々の活動を促すことで、世代を超えて豊かさが継承される、持続可能でダイナミックな社会構造を設計します。
2)シンBI2050との繋がり
給付された通貨が消費を促し、適切な期間を経て回収・再発行される「通貨の寿命」という循環モデルを支えます。
また、シン安保
⇒ シン循環型社会2050:日本の近未来へ導く持続可能で強靭な社会システムの羅針盤 – ONOLOGUE2050
5. 人間性の進化・深化へ:シン・イノベーション2050
1)要約
イノベーションの目的を「企業の利益拡大」から「人間の自由時間の創出と幸福」へと転換します。
AIやロボット技術の進化は、人間を単純労働から解放し、より創造的な活動や、家族・友人との絆を深める時間を与えるためにあるべきです。
技術が人間を疎外するのではなく、一人ひとりの個性や才能を開花させるための「エンパワーメント(力づけ)」の手段となるような、人間および人間社会中心の技術革新のあり方を提唱します。
2)シンBI2050との繋がり
シンBI2050自体が、日本の文化および社会経済システム(次項参照)という革新的なイノベーション2050の成果として結実するものです。
⇒ シン・イノベーション2050:日本の近未来を駆動する、包摂的で持続可能な社会変革の羅針盤 – ONOLOGUE2050
6. 日本独自の文化・社会経済システム:シン・ベーシックインカム2050
1)概説
シンBI2050とは、基本的にどういう制度・システムか?
まだ構築できていないのですが、まず、このような、日本独自の文化および社会経済システムとしてのもの、という枠組みは、2022年2月16日投稿のこの記事をお読み頂ければ、お分かり頂けると思います。
⇒ ベーシック・ペンション法(生活基礎年金法)2022年版法案:2022年ベーシック・ペンション案-1 – 日本独自のBI、ベーシック・ペンション
この時は、「ベーシック・ペンション」という名称を用いています。
また、その独自性を簡潔に示すものとして、同年同月5日に投稿した、以下の記事から抜粋し、修正したものを参考資料として添付しました。
⇒ 日銀、CBDC中銀デジタル通貨発行に現実味:ベーシック・ペンション実現へのヒント-2 – 日本独自のBI、ベーシック・ペンション
2)参考資料:シンBI2050、デジタル通貨JBIDCの特徴および要件(試案)
【ベーシックインカム専用デジタル通貨と無条件給付】
1.シンBI2050による通貨は、本制度・システム専用のデジタル通貨JBIDC(仮称)とし、日本国民に無条件で給付される。
【個人番号日銀口座限定】
2.日本銀行に開設した、個人番号(マイナンバー)を口座番号とするJBIDC専用口座だけに保有でき、他の市中金融機関に送金・預金・保管はできない。
【国内限定】
3.日本国内でのみ利用できる、一種の地域通貨である。
【使途限定】
4.利用できる商品やサービスは、基礎的な生活を送るための利用に限定される。
【利用事業所限定】
5.その目的に適応した、事前に申請し、認可された事業所で利用できる。
【デジタル通貨限定】
6.マイナンバーカードまたはインターネット上で、特定のアプリケーションソフトを用いて支払い決済し、それと同時に、個人口座から引き落とされる。
【期間限定】
7.利用できる期間が決められており、期限内に利用しない場合は自動的に日本銀行に回収される。
【譲渡・相続・資産化禁止】
8.個人当人の基礎的な生活に利用することを目的としており、他人への譲渡・相続や資産として長期に保有・蓄財することはできない。
【事業所法人番号紐付け日銀口座限定】
9.3の条件を満たし、事前に届け出て認可された事業所は、法人番号を口座番号としてJBIDC専用口座を、日本銀行に開設する。
【処理処分限定】
10.通貨保有者の利用によりJBIDCを専用口座で受け取った事業所(以下、一次事業所)は、以下のいずれかの方法により、処理・処分できる。
1)一次事業所と同様事前に申請し、承認を得た二次事業所からの物品の仕入れ・調達のために、一定期間内に利用する。
2)国や地方自治体に納入する税金、保険料その他の納付金費用に充当し、国もしくは地方自治体に、一定期間内に納付する。
3)決算時に、保有するJBIDCを利益金と相殺処分(損金処理)して、日本銀行に送付(納付)することができる。
4)上記のいずれかで、JBIDCを一定期間内に利用・納付・処分することができない場合、期限内に日本銀行に届け出て、現金と交換する。(既定の手数料を納付)
この規定は、二次事業者まで、準じて設定・適用する。
【日本銀行管理限定】
11.利用・流通・保管されたすべてのJBIDCは、上記の期間内にすべて日本銀行に回収・返却され、日本銀行の資産処分により消却(バーン)され、還流してきたJBIDC残高はなくなる。
7. 構想の統合:シン日本社会2050
1)要約
上記の「安保」「社会的共通資本・共用資本」「貨幣」「循環」「イノベーション」という個別のシン・コンセプトを一つの有機的なシステムとして統合したのが「シン日本社会2050」です。
これは単なる個別の政策の集合体ではなく、2050年という近未来において、日本人がどのような価値観を持ち、どのような社会を形成し、生き、暮らしていくかを示す、新しい「国と社会のかたち」そのものです。
すべての要素が相互に影響し合い、補完し、統合することで、初めて「生活の安心とその維持及び循環」が現実のものとなります。
2)シンBI2050との繋がり
本サイトが提案するシン・ベーシックインカム2050(=ベーシックペンション2050)は、この「シン日本社会2050」という巨大なパズルを完成させるための、最も重要で中心的なピース(核)となります。
⇒ 「シン日本社会2050」と「シン・グローバル社会2050」の創造:閉塞感を打ち破る日本の新たな羅針盤 – ONOLOGUE2050
8. 相互互恵の国際関係の展開:シン・グローバル社会2050
1)要約
一国主義に陥ることなく、自国の安定を世界全体の平和と繁栄に繋げていく視点です。
日本が「生活の安心」を実現したモデルケースとなることで、同様の課題を抱える諸外国と知見を共有し、資源や環境問題を含む5つのシン2050理念と具体的な活動課題領域における国際的な協調を主導します。
他者を排斥するのではなく、互いの独自性を尊重しながら、地球規模と社会の持続可能性に貢献する「開かれた日本」の姿勢を貫きます。
2)シンBI2050との繋がり
国内の多種多様な不安への備えを確かにした日本が、精神的・物理的・経済的なゆとりを持って国際社会に貢献するための基盤となります。
⇒ 「シン日本社会2050」と「シン・グローバル社会2050」の創造:閉塞感を打ち破る日本の新たな羅針盤 – ONOLOGUE2050
繰り返しになりますが、以上の要約と整理・まとめは、生成AI・ChatGPTとのコラボをベースに行ったものです。
実は、同様の主旨で、新サイト「シンBI2050論」の中で、Copilotとの取り組みのレポートとして以下の記事で報告しています。
併せて、確認頂ければと思います。
⇒ シンBI2050研究ログ #002:ONOLOGUE2050掲載、理念関連記事要約 – シン・ベーシックインカム2050論
これから本格的に「シンBI2050」の構築に入っていきますが、その取り組みは、新サイト「シンBI2050論」で行っていきます。
当サイトONOLOGUE2050では、その中の重要な記事の紹介や、関連するテーマを、ONOLOGUE2050の方針に基づいて、考察・論述していく予定です。
共々、宜しくお願いします。
